『ゆとり世代』とは、一般的に小中学校において2002年度、高等学校において2003年度に施行された学習指導要領『ゆとり教育』を受け、育った世代を指すといわれています。
しかしながら、このサイトで用いる『ゆとり世代』という言葉の定義は、実際のものとは少々異なります。
慎重で現実志向である。
合理的である。
周囲に流されない、自分の価値観を持っている。
このサイトで指す『ゆとり世代』とは、このような傾向がある若者の意です。
また、もしもあなたがゴルフにとても興味がおありで、かつ生涯の趣味としてゴルフを続けようと思っているのなら、初心者向け講座としてこのサイトはあまり適していないでしょう。なぜなら、このサイトは「今のところゴルフに興味がないものの『必要に迫られて』ゴルフを始めなければならなくなった方」に向けて作られたものだからです。
来月、急きょ会社のコンペに出ることになった!
義理の父親とラウンドすることになった!
気になるあの子の趣味がゴルフらしい!
私はこんな方々に向けて、このサイトを開設しました。
どのくらい上達すればコースデビュー出来るのだろうか?
これはゴルフ初心者にありがちな悩みです。
まずはゴルファーの心構え(ルール・マナー)をしっかり覚えてから。
少なくとも半年は打ちっぱなしで練習するべき。
いいや、ゴルフスクールに通ってから。
中級者以上のゴルファーがくれる回答は様々です。
どれが正解かはともかく、これら『条件』をクリアするまでにいったいどのくらいの方がゴルフを諦めてきたのでしょうか。
まったくの初心者がコースデビューするまでには最低半年の練習期間は必要とされています。サッカーや野球などゲーム形式で練習できる他のスポーツと比べると、打ちっぱなしで行うゴルフの練習は単調です。ラウンドという『楽しさ』を半年後に据えて練習に耐えるのですから退屈さもひとしお、挫折しない方が不思議です。まして、必要に迫られて仕方なくゴルフを始めた人がやすやすとクリアできる『条件』ではありません。
私は練習半ばで挫折し、コースデビューを諦める人たちを目の当たりにして、つくづくもったいないなと思ってきました。
プロを目指す方は別として、趣味としてのゴルフに興味を持つ若者は年々減っています。私はその一因に『初心者に課せられるコースデビューの条件の厳しさ』があると考えています。
ゴルフは数あるスポーツの中でも異色の競技です。
サッカーや野球と異なり、子供から老人まで同じフィールドで、同じルールで、同じように楽しめるスポーツです。
そのため、ゴルフは古くから社交ツールとして世界はもちろん日本でも愛されてきました。
かつては『大人のたしなみ』であったゴルフ。
ですが個人の価値観が限りなく多様化した現在にあって、そんなゴルフの立ち位置は過去のものとなっています。
費用が高い。
休日が丸一日潰れる。
上達までに日数を要する。
なんか、野暮ったい。
ゴルフに対してそんなイメージを抱いている若者も少なくないでしょう。
好きではないもの、重要とは思えないものに大切なお金や時間を使うのは馬鹿げている。そんな当たり前のことに気づく方が多いなかで、もはやコースデビューの『厳しい条件』は時代にそぐいません。
このサイトは、数あるゴルフの悪印象を払しょくするために作られたのではありません。
それらを受け入れたうえで、少しでも費用を抑えて、短い期間で、スマートに、何より『楽しく』コースデビューする方法を提案しています。
ゴルフに興味のなかったあなたが、いま、このページをご覧くださっているのはなぜでしょうか。
『必要に迫られてゴルフを始めなければならなくなったから』そして、『コースデビューにあたって周囲に迷惑をかけたくないから』ではないですか?
もしも、その『迷惑はかけたくない』が、『恥をかきたくない』という言葉に置き換えられるのなら、是非このサイトをご活用ください。
初心者ゴルファーが最低限恥をかかずにラウンドできる方法をご紹介します。最短距離でコースデビュー出来る方法をご提案します。
大変ですが、一箇月の辛抱です。
そして、どうかこの一箇月を乗り切った先に、あなたがゴルフを続ける理由が見つかりますように。